一億円のおっぱいの愚痴

このタイトルでお分かりの方は、おそらく「おれもバブルを謳歌するぜ!」とか「明日もお立ち台にあがるのぉ~!」とか言いながら意気揚々と社会に出ていた方々か、「バブルってなんだよ。おれたち働けるのかよ」という悲しい就職氷河期の方々と思われます。

その節は大変にお疲れ様でした。

 

さて。

その昔、一億円の保険がかけられたおっぱいの持ち主が、熊本地震に遭われ心情をブログで吐露したところ、ツイッターなどで心無い中傷にあった、らしいです。

 

私は現地にいないのでわかりませんが、あれだけ大きな揺れ、そしてその後も続く地震に、熊本在住の人であれば怖くなって不安になって当たり前ではないでしょうか。

 

私はツイッターの中傷とやらを見たわけではありませんが、被害に遭われた方は今までの生活ができなくなった、という点では変わりがありません。

 

天災とはいえ、愚痴も言いたくなりますよ。私も間違いなく愚痴を言ってると思いますね。

東日本大震災のとき、交通機関がまったく機能せず、歩いて自宅まで帰ったときですら愚痴っていた私ですからね。

 

誰もが同じ。みんな我慢してる。だからといって「愚痴りたいのはお前だけではない」というのは、どうですかね?

有名人とかそういう前に、それぞれ人間ですから。

自分の力ではどうにもならないことに対して、憤りや不安や疑問や不満、色々な気持ちが渦巻いていて、それを吐き出してしまうことだって、あって当たり前じゃないでしょうか?

 

溜め込んでいたら、あるとき突然爆発してしまって、「あー。もうどうでもいいな」とか思うほうがヤバくないですか。

結構そういう悲惨なニュース、ありますよね?

私もそういう傾向があるので、できるだけ大爆発にならないように小爆発を小出しにしてます。

 

もし中傷発言をされていた方が九州の方、それも熊本の方でしたら、「お前だけじゃねーよ」という気分になるかもしれません。

私もそうかもしれません。

なので自戒を込めて、そういうときでも「そうだよね。自分もそう。同じ感情の人がいて助かった」と言える人間になりたいと思った次第です。

 

最後になりましたが、熊本地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、この地震で被害に遭われた方々が一日も早く震災前の状態に戻られることをご祈念いたします。